生地見本のデザインを考えるまでのあれやこれやの記録
今、生地見本の制作を頼んでいます
なんとなく作り始めてかれこれ1年弱、温め続けています
こうしよう、ああしよう、ここ直して試して、やっぱやめるコッチもアッチもと
悩み放置&相談、一定期間を置きまた考えるの繰り返し中です
どうも間を置かないと決められない
こう言う広告やパンフレット系の物を、パット浮かんで決められる人も世の中にはいるんだと思うと、違い過ぎて倒れそうです
最初に思っていたのはこんな感じ、ドレスに
これはこれで可愛いと喜んでいたけど、完全に思い付きで、ターゲット層の年代と合わない&watahanaのイメージとは違うと思い、すぐさま却下
落ち着いた感じにしたくて、綿毛に変更しました
生地の端が切りっぱなしで目立つから、丸く型抜いた穴から生地が見えるようにと、案を出して貰ったり
文章を考えたり、生地見本のコンセプトもまとまりました
伝えたいメッセージも省いてコンパクトに
これもまた難しいけど、まとまりは大事です
客観的な意見が後押しになって、やっとこさで決めれます
どれが正解なんだろかとか
こういうのは一人じゃなく、誰かと作るのが絶対いいと思う
一人でまとめられるとしたら、かなりの超人です
手伝ってくれてる人とここまでおおまかに作り
ここからプロに頼み、3人の意見を取り入れ徐々に形にしてきました
ようやく最終段階まできて、サンプルも出来て完成も近し
イラストをプロに描いてもらいより繊細に、静けさを感じる自然な感じに
タンポポだと一目でわかるように、葉っぱも足し安定感もましました
かなり落ち着いた感じに
穴の位置を合わせたり、生地の種類も絞り、サイズも決めました
切り張りした細かな作業のサンプルも、こんな地道な努力をしてもらって
自分の頭の中のただのイメージや、まとまらない伝えたいことを、まとめて提示してくれる人達のおかげで
昔文化祭でも、イメージで言ったことを、キチンとした人達が形にしてくれました
意見も聞ける案も出せる、よりいい物になるようにと妥協せず諦めず楽しんでくれます
あまりいない人達です
イメージ通り以上に、ちゃんとなるのが楽しくて、そういう場面だけは頑張っていたのも、今回とシチュエーションが同じだなと思い出します
ただ合わせた会話じゃなくて、目的が一緒、同じ方向を向いているからこそ、それも楽しいことに
私も現実にできる実行力が欲しい、切実
中々難関でした
でもお題がなくなるとホット一息の半面、なんかさみしいジレンマです
穴の大きさを12mmで作ろうと思っていたけど、10mmに少し小さめにしたら穴を左右上下に散らせるとのことで、ランダムで自由な動きのある穴の配置にしました
・穴の大きさ12mm
・穴の大きさ10mm
規則的なパターンじゃなくなって、綿毛が風に思いのままの飛んでいく姿になりとても嬉しい
皆の意見を出すと、気づかない事が改善されたりしてとても良いです
紙の種類もボコボコと質感のある、ハーフエアコットンという、白色のおしゃれ~な紙に決めました
印刷屋さんのオススメから選びました
印刷の種類も、表面は立体感のある、ギュッとプレスされた活版印刷というこれまた雰囲気ある感じに
デザインしてくれた人に教えてもらいました
中面はオンデマンド印刷に
プロに頼んで良かった
印刷されて届くのが楽しみです
楽しかった思い出を、忘れないように記録しておきます
何も見えないところから、姿形が浮き彫りになってくるのは楽しいものです
将来こんな事を思い出したりするもんなんだろうな、とか思いながら
高価な宝石よりも、私には数倍価値のある宝物です
こんなに気持ちのあるプレゼントは、他にないと思います
裏のQRのリンクをどこに飛ばすか、TOPページじゃショップカードと同じになってしまうな
お客様の得になる事とか、何かアクセスしたくなることはないかと、ずっと最後まで悩んでいたけれど、アパレルの環境問題について、環境省の情報を載せようと決めました
完成はまだ先だけど、いつか出来上がったこの生地見本を同封できますように
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