色の不思議

私達の生活している周りにも、何気なく様々な色が使われています。ワンちゃんは色の差はわからないとも言われています。どうやら白黒に見えているようです。

そうだとすると他のほとんどの動物は白黒の世界なのかな？人間は色が見えている、数少ない生き物の1つなのかな？とも思います。色の効果気にかけたことはありますか？

仕事場・職場で使われている色は？

■病院や老人ホーム等は、どこもクリーンな印象の白が多用されています。薄いピンクやグリーン等の優しい色合いが使用されています。

手術室では、青緑色の手術着が使われていますが理由があるそうです。お医者さんは長時間集中して赤色の血を見ています。白い壁に目を移した時に、チカチカとした赤い点の残像が見え集中力が落ちてしまいます。

残像を中和するために、赤色の反対色の青緑色の手術着が採用されているのだそう

理由を聞くと「へ〜！」と思います。

■幼稚園や保育園は、優しい印象のパステルカラーがよく使われています。中でも子供っぽい、ハツラツとしたとイメージを受ける黄色が好まれています。

■高級なホテルでは、高価そうな家具や重厚な茶の色などでイメージづくりに一役かっています。

■飲食店の看板は、暖色の赤やオレンジ色が食欲をそそるため好まれるそう。ダイエットには青色が食欲を落とせるんだとか。

■スーパーでは、みかんが赤いネットに入れられて販売されています。類似色の配色で引き立てています。オクラのネットも同じ効果だそうです。確かに他のネットの色だったら？と思います。

街で使われている色

■街中では踏切も黄色と黒色の交互になった縞模様で、コントラストを付けて危険を知らせています。蜂をイメージできる配色で、危険な事を伝えるのに上手く使われています。

車の色も交通事故の発生率に大きく影響しています

無難な色の車が好まれますが、グレーは地面と同化してしまったり目立ちにくいです。

青色等の寒色は、後退色なので遠くにいるような錯覚を起こし、追突確率があがるんだとか。逆に赤い車は、膨張色で近くに感じやすいので追突確率は少なくなりますが、夕暮れ時は、太陽の光の影響で同化し見にくくなるんだとか。色の影響は、気づかない所でもまだまだ沢山ありそうです。

色を活用しよう

当然ファッションでも同じことだと思いますので、”watahana”では様々なカラーがご用意できるように、定番色以外も徐々に増やしていけたら良いなと思います。

何枚もご購入してくださるお客様からは「新しいカラーを楽しみにしています。」とか「こんなカラーがあったら欲しい。」と、メッセージをいただくこともあります。

特にリネンは素材選びが難しいように思います。色は良い感じでも織り方が不満だったりします。素材選びとカラーが両方気にいることがなかなかないので、増えていかないのですが、本当にスローペースで徐々に増やしていくつもりです。

時々思い出して見に来てくだされば大変嬉しいです。

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