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◎麻のシワは素材が持つ魅力の1つです。
年齢を重ねた人が似合う質感、余裕を感じられる独特のナチュラルなカジュアルさ。
キメすぎずさらっとラフだけどだらしなくない、爽やかなイメージに。
麻(リネン)の8つの優れた特徴
①吸収性抜群
綿のおよそ4倍・シルクの10倍と言われています。汗をかいても張り付かずさらっと快適さが続く。
②発色が良い
③使うほど柔らか&しなやか・特有の光沢感
綿などに比べ、少しザラザラとした堅い手触りが特徴です。
※肌の敏感な方はチクチクと感じる場合があります。
着用や洗濯によって、だんだんとクタッとした風合いに変化します。
※涼しい体型カバーTブラウスの1年使用後
アイロン無し(洗っては着て常に着続けました。)
④毛羽立ちが少ない、洗濯しても傷みにくい
気軽に何度でも洗え、強く育てていける。
⑤汚れにくく抗菌性がある
繊維に含まれるペクチンの効果で、汚れが染み込みにくく、汚れが落ちやすいと言われています。
⑧知っていますか?麻は1年を通して快適に着用いただけます
◎秋冬にも使える?”冬は暖かく着られる不思議”
麻の繊維は空洞が多く
▪夏場は水分や肌の熱を素早く逃し爽やかに
▪冬場は汗をかきにくく、繊維に空気をため保温効果が
冬はカーデガン・ベストで重ね着しよう。ジャケットで密閉された状態だと、体温をしっかりと保持し暖かく着ることができます。
紫外線対策”日焼け防止”に少し大きめのユトリのある長袖がオススメ
衣類で日差しからガードすることにより、体感温度も変わります
夏場に長時間、陽にあたる場面では、長袖を着れば布が肌守ってくれます。
帽子と麻の長袖で日傘いらず◎
”シミ予防にも”肌が弱い方は濃い色のブラウスを。
麻は”夏場の暑さ対策クールビズに最適”外回りのお仕事の服に衛生的に使える生地です。
熱を逃がすため、高温多湿の日本では古くから重宝されてきました。
涼やかな見た目で、洗いざらしの素材感が気持ち良く、夏にピッタリ。
麻素材に注目して洋服を作った理由は?
アパレルの環境破壊が問題になっています
・作物には不適な荒れ地、瘦せた土地でも栽培できるタフな植物
・農薬を必要とせず、綿に比べ労働環境が良い
・ほとんど水を与えなくて良い
・光だけでも短期間で育つ
・少しの肥料でよく、雑草や害虫に強い
・柔らかい綿に比べ型崩れしにくい
上品で可愛い麻の花は染料に
・種は亜麻仁油に
・茎は繊維に
植物全体余すことなく使いまわせ、無駄な物を遣わず効率良く育ち、身体に良い油がとれるスーパー植物に思えたからです。
沢山の捨てられてしまう服
麻素材で大人が着やすい、定番の服を作りたいと思いました。
「良いものを長く大切に使いたい」そんなあなたにピッタリ
亜麻の花言葉は”あなたの親切に感謝します”
大切な人への贈り物にも。
流行や年代を気にせず長く着られるお洋服
最後まで使ってほしいから、“シンプルでつい手に取り着たくなる、使いやすいお洋服”を。
手間の無い大人服を毎日に取り入れてみませんか?
麻(リネン)とは繊維の総称です”ヘンプの歴史”
原料となっている植物は20種近くもあり、それぞれ性質が異なります。
日本では麻とは、亜麻(リネン)と苧麻(ラミー)を指します。
日本で流通している麻製品のほとんどは、亜麻から作られた麻です。
日本でよく使われる麻は…
リネンは亜麻(アマ)の茎から取れる繊維
アマ科の一年草
繊維以外にも利用されています。
種子から取れる油は、亜麻仁油(アマニ油)として使われるほか、花を楽しむための園芸種もあります。
吸水・発散性に優れている上、汚れが落ちやすく、丈夫で洗濯にも強い素材です。
ラミーは、苧麻(チョマ、別名カラムシ)の茎の皮から取れる繊維
イラクサ科の多年草
非常に丈夫な繊維で、天然植物繊維の中では最高レベルの強度です。
清涼感に優れ、美しい光沢を持っています。
ヘンプは麻(アサ、大麻草)の茎の皮から取れる繊維
アサ科で雄株と雌株に分かれる、一年草
繊維が固く、チクチクとした刺激があります。
通気性・吸水性に優れます。
「大麻(マリファナ)」もペンプの事です。
医療にも使われています。
繊維を採取できるのも、違法薬物の大麻の原料となるのも、同じ大麻草です。
日本でも古くから、下駄の緒や畳の糸、漁網など身近に広く用いられていました。
大麻取締法によって、繊維用の大麻栽培が激減。生活スタイルの変化もあり、国内の利用は少なく。法規制のないリネンやラミーが、日本では繊維として出回っています。
繊維が絡み合ってできた、糸の節が表面に出たものをネップと言います
均一に整った糸を紡ぐ事が非常に困難なため、生地の表面にスジや玉状のネップができてしまいます。
※素材そのものの繊維が混ざっている場合もあります。