洋服を作る&売るのにかかる時間とクローゼット
ブラウスを1着縫うのに4時間前後はかかります
慣れてない人ならもっと、ミスなく作れた場合でです。糸がつったり縫い間違えたりしたら、さらに時間がかかります。
これもすべて型があって、やる手順が決まって迷いのない場合です
考える事(デザインや変更など)が追加されると、時間はもっとかかります。だからオーダーはその人用につくるので、とても高いわけです。一つを変えると、連動して変えなきゃいけない所がでてきたり、考える事がついてきます。
生地が手元にあっても、フルオーダーで作ってもらうより、パターンで仕組化された市販のお洋服を買った方が、断然安いお値段です。
売り出すにも、お店のコンセプトや仕組みを作るのにも時間がかかります
店舗を持つにも、それを絞って伝わりやすくするのも、ネットだとよりその表現を知らせるためにしなければいけません。
広告・経理・仕入れ・発注・発送・事務作業・パッケージのデザイン・HPを考える時間も。変化をつける&親近感を出せる、ブログのネタを考える時間も、プラスされて物が販売されていきます。
私のクローゼットは”ほとんど貰い物”直して着ています
・サイズが着られなくなったとか
・デザインがもう着ないとか
・顔写りが悪い色とか
・飽きたとか
オーダーメイドスーツのオサガリもあります。
中にはしっかりした仕立てや生地がまぎれていたり。オサガリが好きな理由です。
いい物を追加で買うとしたら結構な値段がします。
昔の服や生地は、大量に作られている服よりも断然いいものばかり。
全く傷んでいない服が
親戚からの兄弟のメンズ物、入らなくなったからいる?と洋服がたまっていきます。男性物は形や色がベーシックなのが多いから、俄然合わせやすいです
消耗してないものはもったいなくて捨てられない。子供の頃から作ってもらったり、直しもらって着ているわけで、別の物に作り替えてみたりしてほぼ使い切ります。
ほぼ買うことはないのに、洋服を販売している矛盾です
購入する布物やファション系統の物は、靴と靴下と下着類、帽子くらい。生地をいただいたりもするし、よく誰も着ない洋服を貰ったりもします。家で着る服に、何もこだわりもないのでなんでも着ます。
おしゃれとかよりも、汚れても全く気にしないで着られる作業着みたいなのが、部屋着は気楽です。使い切ることに妙な達成感が。
高価な着物も何十年もずっとタンスの中
なんせ祖母の着物が残っています。最近は”それを使いきろう大作戦”で、メンズのシャツなどを作ってみたりしています。
洋服が時間とお金に見えてしまうクローゼット
それも「どのくらい洋服を作るのに時間がかかるか」を、知っているからだと思います。物を作る人あるあるです。物は必ず誰かが作った物です。その過程も背景もあります。自分の作った洋服も、飽きたら捨てられていたら悲しいから。
それを作った元の人は、商売&金儲け以外の思いのある物もあると思います。物は誰かの思いや考えを表現する手段です。
周りの人が購入すると、中々減っていかないジレンマだけど、徐々に使い切って少なくしていこうと思います。1つの物を使い切って毎年少しずつ減らしていっています。ありすぎというのはほんとうに負担。
ここ10年買ってないのに増えていくのは、それだけ服が出回っている気軽に買えるからだと思います。半畳くらいのスペースに収まるくらいに、お気に入りだけでスッキリサッパリしたい。持ち運びやすく選びやすく、暮らしやすくリセットしていこうと思います。
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「最近何を着てもなんだか違う…」そう感じたことはありませんか?
洋服選びでお悩みのかたへ《体型カバーTブラウス》身体をキレイに見せるお洋服です。30代くらいまでは痩せていたかたでも、40・50・60代と年齢を重ねると、徐々に丸みをおびてくるものです。痩せているかたにも体型の変化は起こります。違和感の出てきた部分も含めて、“より上品に見せる”=“体型カバー”できるお洋服をつくりました。似合うファッションが分からなくなってしまったかたに是非、お試しいただきたいです。
屋号 | watahana |
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営業時間 | 10:00~18:00 不定休 |
代表者名 | 徳森 裕子 (トクモリ ユウコ) |
Eメール | info@watahana1.com |