落葉樹・常緑種・バラ&低木・高木でつくる季節のお庭ガーデニング
庭を彩るためのガーデニングにおいて、木を取り入れることは美しさだけでなく、環境への配慮や生態系の促進にも寄与します。
木を使ったガーデニングの基本から始まり、木の役割や選び方について詳しく解説されており、木を効果的に取り入れた庭づくりのヒントを紹介します。
また、シンボルツリーの選定やフェンス、アーチのデザインなど、具体的なスタイル提案も豊富に用意されています。
植栽後のケアや季節ごとの手入れ方法についても詳しく説明されているため、新たに庭作りを始める方でも安心して取り組むことができます。
木を取り入れたガーデニングの基本
ガーデニングにおいて木は生命力を象徴し、庭全体の雰囲気を大きく左右する要素です。そのため、木を取り入れたガーデニングは、自然と調和した美しい空間づくりに欠かせない要素となります。今回は、木の役割や効果、さらに木の種類と選び方について詳しく見ていきましょう。
木の役割と効果
木は、ガーデニングにおいてさまざまな役割を果たします。まず第一に、木は視覚的にも空間を強調し、庭に深みを与える存在です。高木や中木は、庭に高さを与え、遠近感を生み出します。
このため、特に小規模な庭では、木を使ったデザインが効果的です。また、木は生活環境を快適にする効果も持っています。木は二酸化炭素を吸収し、酸素を放出することで、空気の質を改善します。そして、木陰は夏の暑さを和らげ、居心地の良いスペースを提供します。
さらに、木は生態系全体において重要な役割を果たします。鳥や昆虫にとっての住処や餌場となり、庭の生物多様性を促進します。特に、果樹や花木を選ぶことで、庭に訪れる生物の種類を増やし、収穫も楽しめます。
加えて、木は音の吸収効果もあり、庭の騒音を軽減し、リラックスできる空間を生み出すことにも寄与します。
木の種類と選び方
木を選ぶ際には、まずその地域の気候や土壌条件を考慮することが重要です。適した木を選ばないと、成長が難しくなることがあります。例えば、寒冷地域では耐寒性の高い木を選び、暖かい地域では乾燥に強い木を選ぶことが推奨されます。
庭のサイズやデザインも選択に影響を与えます。小さな庭には、成長後もコンパクトなサイズの木や低木を選ぶべきでしょう。一方で、広い庭では、成長が楽しめる高木やシンボルツリーを自由に取り入れることが可能です。
花や実が楽しめる木を選ぶことで、四季折々の変化を楽しむことができます。春には桜や梅の花が咲き、秋には紅葉する木を選ぶことで、季節感を大切にした庭作りが可能です。
常緑樹を取り入れることで、冬でも緑が楽しめるお庭となります。このように、木の種類や選び方には様々な観点があり、事前のリサーチが大切です。
木を取り入れたガーデニングは、自然を取り込んだ美しい空間を作り出す素晴らしい方法です。その役割や効果、適切な木の選び方を理解することで、魅力的な場所となるでしょう。
初夏の暖かな季節の花
庭の植物も次々と蕾が開き始めています
暖かくなり 緑が増えてきました。ハナミズキのつぼみ、足元の姫ウツギももうすぐ咲きそうです。
ハナミズキが咲きました。自然に樹形が整う落葉高木で、街路樹や公園などやお庭のシンボルツリーの景観木として広く利用されています。4~10mになり、春に花を咲かせます。
姫ウツギ、落葉低木です。1mに程度に成長します、春に白い小花が沢山咲きます。
ふちにだけ花が咲くガクアジサイ。紫陽花の原種の1つです。一般的に知られている「ホンアジサイ」とは違って、花の中心に蕾のような花が集合し、その周りにガクと呼ばれる葉っぱが変形した部分が付いているのが特徴です。1.5~2mになり、梅雨時期に花を咲かせます。花の色は植える土のph(酸性度合い)の影響を受けます。酸性に傾いていると青色に、アルカリ性に傾いているとピンクになります。
半常緑低木のヒペリカムは、刈込にも耐え、手入れも簡単なため、公園や街路樹の足元の低木としてなど、様々な場所に植栽されています。樹形は株立ちで広がるように成長し、それぞれの枝は枝垂れて弓なりになり、6月から7月頃、枝先に黄色い梅に似た花が無数に開花します。1m程度に育ちます。
ベニカナモチ、垣根によく利用されています。病害虫の影響を受けにくく丈夫で、刈り込みにもとても強い事から生垣の定番の木です。常緑樹での小高木で2~6mに育ちます。
木を使った庭のデザイン
ガーデニングの楽しみの一つは、特に木を使ったデザインで自分だけのオアシスを作ることです。木々は庭に豊かな表情を与え、その成長とともに四季の移ろいを感じられる素晴らしい資源です。
具体的な木の使い方として「シンボルツリーの選定」と「フェンスやアーチの取り入れ」に焦点を当て、魅力的な庭づくりのアイデアを提供します。
シンボルツリーの選定
シンボルツリーは、庭の中心に据える大きな木で、その庭のイメージを代表する重要な存在です。シンボルツリーを選ぶ際には、成長後の大きさ、果実の有無、花の美しさ、さらには季節ごとの変化を考慮することが大切です。
まず、成長後の大きさに注意しましょう。大きな木は圧倒的な存在感がありますが、隣接する家や建物との距離が近い場合、生長による影響を受ける可能性があります。また、根元の広さも重要です。特に大木は根を広げるため、周囲の植物や構造物に影響を及ぼすこともあります。
次に、果実や花の有無ですが、果樹を選べば収穫の喜びも味わえます。例えば、桜やもみじは花や葉色の美しさを楽しむことができ、季節の変化を感じやすくなります。また、いちじくやリンゴなどの果樹を選ぶことで、実をつけることで食の楽しみも加わります。
シンボルツリーはその姿によって庭全体の印象を大きく変えるため、デザインとの調和も考慮する必要があります。モダンなガーデンにはアーキテクチャルな形の木を、ナチュラルガーデンにはふんわりとした樹形の木を選ぶと良いでしょう。
夏の庭の木”ブドウが取れました”
合計20房くらいとれました。甘いし大満足です。
何年か前に庭で果物とれたらいいなと、ブルーベリーとどちらにしようか悩んで、結局ブドウを買ってきて植えました。何年も変化があまりみられず、今年はこんなに。
ブドウの房ができるようになるまで、何年かかかるみたいですね。たくさんできると嬉しいけど、皮を剥いて食べるのが面倒かも。ブルーベリーにすれば良かったかも…。
つる性植物で3メートル以上になります。夏に沢山の実が収穫できる落葉果樹です。日光を好み、垣根や西日よけなどさまざまに使えます。
暑い季節の夏の庭には、派手なカラーや特徴的な花が咲きます
百日紅(サルスベリ)低木または中高木の落葉樹。10m程度に成長します。枝先に花芽をつくり、夏から秋にかけて開花します。幹部分はその名の通り猿が滑り落ちそうなほどツルツルです。
“ブラシのように見えるから”ブラシの木です。ナイスネーミングです。低木の常緑種で1~3mに育ちます。5月に個性的な花を咲かせます。
フェンスやアーチの取り入れ
庭の雰囲気を一層引き立てる要素として、フェンスやアーチの設置が挙げられます。これらは、木々と植物との調和を保ちつつ、私たちの視覚的な体験を豊かにしてくれます。
フェンスは、プライバシーの確保や境界線の明確化に役立ちますが、デザイン的な役割も重要です。
アーチは庭の入り口や通路に設置することで、視線を誘導し、空間を演出する役割を果たします。アーチにはつる植物を利用することで、より一層魅力的な演出が可能になります。例えば、バラやクレマチスなどをアーチに絡ませることによって、花が咲くときには幻想的な風景が広がります。
このように、シンボルツリーやフェンス、アーチは、庭のデザインにおいて非常に重要な要素です。これらを適切に選び組み合わせることで、魅力的で個性的な空間を作り上げることができます。
お庭の華やかなバラ
モッコウバラはつるバラの一種で、3m程度で薫り高い花を咲かせます。バラのアーチに仕立てている方も多く、人気の花です。バラの中では早めに咲くことが知られています。4~5月にかけて白や黄色の花が咲き、一株に沢山の花を咲かせるため見事な姿を鑑賞できます。丈夫でトゲがなく、初心者でも育てやすいバラです。地植えすると、かなり大きくなるまで育てる事も出来ます。
春といえば私はこのバラのイメージが強いです。住宅地でよく見かけます。春の訪れ告げる花は、薄いピンク色の桜が王道だと思いますがこんな黄色の花も春っぽいですね。壁一面が黄色になり幸せな気持ちになります。バラの中では比較的簡単に育ち、トゲもなく手入れの簡単なバラです。
鮮やかなピンク色のバラ、枝も太くなり順調に育っています。
小さめのまかっかのバラ、派手な色は小さくても遠目からでも目立ちます。花の女王といわれるバラ、バラには多種多様な種類や系統があります。木立ち性のブッシュ・ローズ、半つる性のシュラブ・ローズ、つる性のつるバラの3タイプと、ミニバラなどがあります。
手入れとメンテナンスのポイント
木を利用したガーデニングにおいて、手入れとメンテナンスは非常に重要です。設計時に選んだ木々や植物が美しく健康であるためには、適切なケアと季節ごとの管理が欠かせません。ここでは、植栽後のケアと季節ごとの手入れ方法について詳しく解説します。
植栽後のケア
植栽後の初期段階は、植物が新しい環境に適応するために非常に重要な時期です。この時期に適切なケアを施すことで、木々はしっかり根付くことができます。
まず、植栽からの水やりは欠かせません。特に最初の数ヶ月は、土壌が乾燥しすぎないように注意する必要があります。
特に夏場は気温が高くなるため、早朝または夕方の涼しい時間帯にしっかりと水を与え、根が深く成長できるようにします。加えて砂質土壌の場合は、特に水分管理が難しいため、ミュールチュア(覆土)を使用して保湿効果を高めるとよいでしょう。
また、植栽直後は周囲に雑草が生えやすい時期でもあります。雑草が競争相手となるため、定期的に手入れを行い、特に若い木が成長するまでの間は雑草を取り除くことが重要です。これによって、養分をしっかり根に届けることができます。
さらに、初期の肥料の施用も大切です。バランスの取れた肥料を少量施用することで、木の成長を助けることができます。特に窒素、リン酸、カリウムの三大要素を含む肥料は、根、茎、葉の成長を促進します。
最後に、病害虫のチェックもお忘れなく。植栽後すぐに、葉や幹に異常がないか確認し、必要に応じて適切な駆除を行います。これは、木々の健康を保つための重要なステップとなるでしょう。
季節ごとの手入れ方法
枯葉や枯れ枝が落ちる秋から冬、そして新たな成長が始まる春、盛夏の成長時期まで、木々は季節ごとに異なるケアが必要です。各季節における手入れ方法を見ていきましょう。
春は木々の成長が始まる季節です。この時期は、剪定を行い、過剰な枝や病気の枝を取り除く絶好のタイミングです。剪定をすることで、新しい芽が出やすくなり、全体の形を整えることができます。また、新芽が伸びやすい環境を整えるために肥料も施します。
夏には特に水やりが重要になります。高温が続くため、地面が乾燥しやすいです。木の大きさや根系に応じて水を与えるタイミングを見計らい、乾燥状態を避けるように心掛けます。さらに、強い陽射しから木を守るために、必要に応じて日よけを設置することが効果的です。
秋になると、葉が色づいて落ちていきます。この時期は、枯れ葉の清掃を行い、木の下に行われる風通しを良くし、病害虫の発生を防ぐ役割があります。また、冬に備えてマルチングを行うことで、木の根を寒さから守ることができます。
冬は、特に寒冷地では木の根元を凍結から守ることが求められます。元気な新芽を育てるためにも、根が凍りつかないように保護材を用いることが推奨されます。また、病害虫の兆候を確認し、不備があれば早急に対応することが大切です。
これらの手入れを各季節に応じて行うことで、木々は美しく成長し、ガーデニング全体の美観を保つことができるでしょう。
watahanaでは大人の女性に向けた、リネンの《体型カバーTブラウス》を販売しています
小さいサイズXS(5号)~大きいサイズ4L(17号)までサイズを取り扱っています。
↓クリックして見る
↓クリックしてリネンの特徴を見る
【商品一覧はコチラ▷】・ブラウス・”上質”watahana通常生地・100%麻/リネン・ベーシックカラー(白/オフホワイト/ベージュ/紺/黒)・中間色(黄色/緑)・暖色(ピンク)・半袖・長袖・クルーネック(丸首)・Vネック
麻/リネン100%体型カバーTブラウス(半袖・長袖・クルーネック・Vネック)
商品紹介
【商品一覧はコチラ▷】・ワンピース・”上質”watahana通常生地・100%麻/リネン・ベーシックカラー(白/オフホワイト/ベージュ/紺/黒)・半袖・クルーネック(丸首)
麻/リネン100%透けにくいゆったり腰紐ワンピース(半袖)
商品紹介
【商品一覧はコチラ▷】・ワンピース・”上質”watahana通常生地・100%麻/リネン・ベーシックカラー(白/オフホワイト/ベージュ/紺/黒)・中間色(黄色/緑)・暖色(ピンク)・半袖・クルーネック(丸首)
麻/リネン100%ゆったり腰紐ワンピース(半袖)
商品紹介
【商品一覧はコチラ▷】・ワンピース・”お試し価格”お手軽生地・綿麻/コットンリネン・ベーシックカラー(白/オフホワイト/ベージュ/紺/黒)・半袖・クルーネック(丸首)
コットンリネン透けにくいゆったり腰紐ワンピース(半袖)
商品紹介
前の記事へ
「最近何を着てもなんだか違う…」そう感じたことはありませんか?
洋服選びでお悩みのかたへ《体型カバーTブラウス》身体をキレイに見せるお洋服です。30代くらいまでは痩せていたかたでも、40・50・60代と年齢を重ねると、徐々に丸みをおびてくるものです。痩せているかたにも体型の変化は起こります。違和感の出てきた部分も含めて、“より上品に見せる”=“体型カバー”できるお洋服をつくりました。似合うファッションが分からなくなってしまったかたに是非、お試しいただきたいです。
屋号 | watahana |
---|---|
営業時間 | 10:00~18:00 不定休 |
代表者名 | 徳森 裕子 (トクモリ ユウコ) |
Eメール | info@watahana1.com |