着物リメイク再利用柄物メンズシャツポイント解説
和の伝統と現代のスタイルを融合させたユニークなファッションアイテム、メンズシャツ。本記事では、着物をリメイクして新たな魅力を持つメンズシャツを作るためのポイントを詳しく解説します。
着物リメイクの基本やその魅力、そしてメンズシャツへのリメイクによる利点を紹介します。着物のデザインを活かしたスタイルの提案や、カジュアルとフォーマルのバランスの取り方に関する情報を提供します。
実際のリメイクに必要な材料や道具、裁断や縫製のポイントについても触れ、完成後のメンテナンス方法についても言及します。
着物リメイクの基礎
着物リメイクは、伝統的な着物を現代のファッションに融合させる技術として注目を集めています。その魅力は、単なる衣服の再利用にとどまらず、着物に込められた歴史や思いを新たな形で生かすことにあります。
リメイクを通じて、古い着物の生地を使って新しいアイテムを作り出すことで、持続可能性とも結びついており、環境への配慮とも相まって、新たな価値を生み出しているのです。
着物リメイクの魅力
着物リメイクの魅力は、多様なデザインやスタイルを楽しめることにあります。着物の生地は高品質で、独特の模様や色合いが特徴です。絹の着物はその滑らかな手触りや光沢感が魅力的で、リメイクしたアイテムに上品さを加えます。
着物のパターンを生かすことで、ユニークなオリジナルアイテムを作成でき、他にはない個性的なファッションを楽しむことができます。着物にはそれぞれストーリーがあり、リメイクによりその物語を引き継ぎ、新たな価値を持たせることができるのです。
メンズシャツへのリメイクのメリット
メンズシャツへのリメイクは、実用性とファッション性を兼ね備えた選択肢です。着物を利用したメンズシャツは、カジュアルな場面でも十分に活用できます。独特のデザインやカラーが際立つことから、注目を集めやすいアイテムとなります。
リメイクを通じて、その着物の持ち主の思いを引き継ぐことができるため、単なる衣服以上の意味を持つ存在になります。
環境問題が重要視される現代において、リメイクによる再利用はエコな選択肢として評価されています。これにより、メンズファッションにおいても持続可能性を考慮したスタイルを提案することができるのです。
メンズシャツのデザインとスタイル
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メンズシャツはベースアイテムとして人気があり、ドレスアップやカジュアルスタイルの両方で活躍します。着物リメイクを通じて、伝統的なデザインを現代のファッションに融合させることができるため、ユニークでオリジナルなスタイルを楽しむことができます。
本記事では、着物のデザインをどのようにメンズシャツに活かし、カジュアルとフォーマルのバランスを取る方法について考察します。
着物のデザインを活かす
着物は、その美しい柄や色使い、人間の動きに合わせたしなやかなシルエットが特徴です。着物のデザインをメンズシャツに活かすことで、インパクトのある一着を作り上げることができます。
着物の持つ独自の柄をシャツの表地として使用することが一般的です。花柄、幾何学模様、伝統的な風景など、様々な柄を選ぶことで、個性的かつ魅力的なシャツに仕上がります。着物特有の素材感、例えば絹やウールを使うことで、上質な印象を与えることができます。
古典的な美しさを現代的なスタイルに昇華させることができます。
素材がシルクだから、洗濯の頻繁な夏物は避け長袖にしました
シャカシャカ素材の物は、シルクでとても軽いのがメリット。年配の方にもおおススメです。
「着物からリメイクしました。」という服は、女性ものだと和服感がすごかったり地味だったりするけれど、メンズならそんな感じしないかもと新発見。
しまってあっても虫食いになるし着ないし、ほとんど着ていないタンスの肥やしを解体しました。今回は一部分に小さな虫食いのある物から作りました。
派手目な赤と黒の柄の雨コートから、男性物スタンドカラーのシャツへ
チクチク根気よくリッパーでほどきます。これがとても面倒な作業。
シャツになると元々着物なのわからないかも?着物も色々ありますね。
紫色の細かな柄の半コートを、羽織に出来る大き目のメンズジャケットシャツへ
ベージュの羽織のシルクでサラサラノーカラーシャツへ
くすみブルーの模様の着物は、華やかなメンズの大き目のシャツジャケットへ
日本舞踊の踊りの先生からいただいた灰色の紬の着メンズ長袖シャツに
開襟襟の比翼仕立てにしました。
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いただき物のグレーの花柄着物からメンズシャツへ
淡い紫色の着物を開襟長袖メンズシャツへ
余りで女性物のブラウスも作りました。
生地を身頃分で使い切ったので、袖部分は着物の裏地のピンクのシルク生地を使いました。
後ろファスナーのブラウス。
生地がお揃いで着られます。
茶色の羽織から長袖メンズシャツへ
頂き物のところどころに模様のある灰色の着物からメンズ長袖シャツへ
頂き物の紋付き着物からメンズシャツへ
紺色の男性着物からロングメンズTシャツへ
Vネックにしました。
着物リメイクシャツは、大柄や素材感のあるものが多いので、背が高く骨ばったモデル体型の男性がチャレンジしやすい物が多いです。
カジュアルとフォーマルのバランス
メンズシャツの魅力の一つは、カジュアルなスタイルとフォーマルなスタイルの両方で使える多用途性です。着物リメイクによって作られたシャツは、適切なデザインとスタイリング次第で、さまざまなシーンにフィットします。
カジュアルスタイルでは、デニムやチノパンと組み合わせることで、リラックスした雰囲気を演出します。特に、明るい色合いやユニークな柄を持つリメイクシャツは、日常のコーディネートに遊び心を加えることができ、個性を表現するのに最適です。
一方で、フォーマルなスタイルを狙う場合は、シンプルなボトムスやスーツとの併用が考えられます。フォーマルな場においては、控えめな色合いや控えめなデザインのシャツが好まれるため、着物リメイクによって洗練された一着を作ることが可能です。
着物のエッセンスを取り入れつつ、カジュアルとフォーマルのバランスを考えたデザインをすることで、TPOに応じた着こなしを楽しむことができます。これにより、メンズシャツはただの衣類ではなく、自分自身のスタイルを確立する重要なアイテムとなるでしょう。
リメイクのプロセスと注意点
着物をリメイクするプロセスには、いくつかの重要なステップがあります。リメイクに取り組む際には、必要な材料や道具を整え、裁断や縫製のポイントを理解し、完成後のメンテナンス方法を把握することが重要です。これにより、着物リメイクの成功に近づくことができます。
必要な材料と道具
着物をメンズシャツにリメイクするためには、まず必要な材料と道具を集めることが不可欠です。基本的な材料としては、リメイクする着物、適切なサイズのシャツの型紙、縫い糸、針などがあります。
着物の素材によっては特別な糸が必要になる場合もあるため、選定には注意が必要です。また、数種類のはさみ(布用はさみや紙用はさみなど)や、定規、チョークなどの道具も用意しておきましょう。これらの道具と材料を揃えることで、スムーズにリメイクを進めることができます。
裁断と縫製のポイント
裁断と縫製はリメイクプロセスの中でも特に重要なステップです。着物の裁断を行う際は、柄の向きや布の伸縮性に注意を払うことが大切です。特に柄が特徴的な着物では、裁断時に配慮をしないと、リメイクした際にバランスが悪く見えてしまうことがあります。
型紙を使用して、実際の着物を裁断していきます。このとき、型紙を着物の布に固定させるときには、布用ピンや重りを活用しましょう。裁断が完了したら、いよいよ縫製に入ります。直線縫いだけでなく、ジグザグ縫いなども取り入れ、着物の特徴を生かしたデザインを作り上げることが重要です。
完成後のメンテナンス方法
リメイクが完了した後のメンテナンスも、着物シャツを長持ちさせるためには欠かせない要素です。着物素材は衿や袖などの部分が特に摩耗しやすいため、丁寧に扱うことが望まれます。
洗濯時には、手洗いを基本とし、柔らかい洗剤を使うことが推奨されます。乾燥は陰干しを選択し、直射日光を避けることで色褪せや生地の劣化を防ぎます。
アイロンがけは低温で行い、必ず当て布を使って直接生地に当たらないようにすることで、シワを伸ばしつつも生地を守ることができます。これらのポイントを押さえることで、完成品を良い状態で保ち、長く楽しむことができます。
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