洋服の歴史&”豆知識”デザイン・成り立ちは面白い?
洋服の発祥はヨーロッパ
古代ギリシャでは、布を体に巻きつけた衣服が着られていました
日本は和服、着物文化です
温暖・多湿な日本では、平面をつなぎ合わせた風通しのよいつくりで、泥作業の後に洗ったらすぐに乾く、木綿の着物がピッタリでした
洋服が着られるようになって、まだ150年も経っていないのです
洋服には使う場面や用途から考えられた、特徴のある服があります
”海で働く漁師や海軍の防寒着”
◎ダッフルコート
寒さをしのげる大きめのフードと、水牛のツノや木などを使った、トグルと呼ばれる留め具が特徴
大きな留め具は、かじかんだ手や手袋をしたまま、着脱しやすいようになっています
船上で風向きに合わせて、右前・左前を入れ替えやすくするためと言われています
手袋をつけたままポッケットに手が入れられるよう、大きくシンプルにつくられています
水を弾く肉厚なウール素材のアウターウェア
短い繊維が密に絡み合い、多少の雨や霧・波しぶきを浴びても水をすぐに吸水しにくくなっています
漁師さんの作業着として着用されていましたが、後にイギリス海軍に正式採用されました
◎Pコート
甲板などの厳しい環境で、 風向きに合わせてボタンの掛け方を変えて、風が入ってくるのを防ぐため為に採用されたデザイン
左右どちらでも上前を変えることができます
海の上で寒さから守る為につくられました
縦のポケットが左右についています
「マフポケット」と呼ばれ、両サイドから手を入れて手を温めるために付けられたものです
メルトンウールは毛織物を織り上げ、生地を仕上げる際に縮絨して表面を毛でおおい、織が分からないようにフェルト状に仕上げたものです
水を通さず丈夫で、寒さや風や少々の雨なら防いでくれます
◎フィッシャーマンセーター
特徴的な縄状の文様の編み目、ケーブル編みで編んだセーターで、厚手で防水性と防寒性に優れています
縄状の文様は、漁師さん達が漁で使うロープや網を表現しており、また大漁や生還などの願いが込められています
昔は各家庭ならではの文様があり、それが日本で言う家紋のような役割を果たしていたようです
お洋服の由来を知るのも面白いものです
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